ウールのお手入れ方法

 

<初めて使う前の準備>
購入したウールを初めて使用する前に、ウール専用の洗剤で洗い、 「ラノリン処理」をすることをおすすめしております。
ラノリン(羊毛脂)とは羊毛を加工する過程で採取できる天然の脂で、 もともとは雨などをはじいて羊の体を守るための脂です。
その羊が持っている天然の脂とウールの組成の両方で撥水しているので防水効果があり漏れないのですが、 お洗濯を重ねると(絞ることにより)だんだん脂がなくなってきて防水効果が薄れてしまいます。
そのため、お洗濯の何度かに一度はラノリン処理をし防水効果を保つ必要があります。
使う前に一度、ラノリン処理をしておくことにより、より漏れないおむつカバーの準備になるのです。

 

<ラノリン処理の方法>

  準備するもの

*ラノリン処理を行う容器 - 洗面所の陶器のボウル(洗面器)で行なうことをおすすめします。 プラスティック等の容器だとラノリンがこびりついてベタベタして後が面倒になる可能性があるため。

*『ラノリン - 母乳育児初期の授乳による乳首トラブルにも使う純100%ラノリンがおすすめ。

*熱めのお湯 - ラノリンを溶かすためのお湯。
鍋で温めたお湯(沸騰する前)もしくはレンジで熱くしたお湯を洗面所の洗面器に入れるか、ガラスジャーに入れる。
熱くないと完全にラノリンが溶けきれず均一に着かずムラになってしまう可能性があります。

*ウール用洗剤、またはベビーシャンプー(少量) - ラノリンが固まらず均一に付着する手助けをします。

*水もしくはぬるま湯 - ラノリンをお湯で溶かした後に温度をぬるま湯加減になるまで下げるため。

*バスタオル1、2枚

*物干しラック
  ラノリン処理方法

 熱めのお湯を洗面器(もしくはガラスジャー)に入れ、そのお湯の中に ラノリン(小豆粒大)とウール用洗剤もしくはベビーシャンプーをごく少量入れ、ラノリンが完全に溶けるまで混ぜます。
 ステンレス製のヘラ等を使い混ぜるといいです。 (ガラスジャーの場合は溶けるまでシャカシャカと振る)
 ラノリンの塊が少しでも浮いてないように確認する。 
※お湯の温度が低すぎるとラノリンが完全に溶けきれないので注意。


 蛇口をひねり水かぬるま湯を出して、ラノリン液に追加し温度をぬるま湯程度になるまで下げる。
ウールおむつカバー全体が浸る量のぬるま湯が必要です。
(ガラスジャーを使ってラノリン液を作った場合、液を洗面器に移してから
同じようにぬるま湯の温度になるまでぬるま湯か水を足してください。)


 ウールおむつカバーをその湯の中に入れてまんべんなくラノリンがつくように軽く数回くぐらせる。
ウールソーカーの場合は裏返しにしてくぐらせてください。


 15分ほどそのまま浸けておきます。


 水を抜き、ウールを優しく押して水を切ります。ねじったりはしないでください。
(すすぎが必要な洗剤を使用した場合はすすいでから水切りを行ってください。)


  広げたタオルの上にウールを置き形を少し整え、その上にもう1枚タオルをかぶせ、
ウールをタオルで挟んだ状態で端から軽く押しながら丸めて水分を取ります。
何回か繰り返し余分な水分を取ります。


 水気を取ったウールを物干しラックに平にのせ乾かします。
ウールソーカは途中で裏返すと乾きが早くなります。


 

<通常の洗濯方法>

手洗いをおすすめします。
あまり長時間ウールが水に浸かってしまうと固く縮まってしまうため、 通常の手洗いはすばやく簡単に済ませます。
汚れた部分をぬるま湯ですすぎ落とし、洗面器にぬるま湯をはりウール専用洗剤を使用して押し洗いし、 すすいでウールを優しく押しながら水分を切ります。
ウールをずっと水に浸しておいたりねじったりしないでください。
ウール専用洗剤にはだいたいラノリンが入っているのでラノリン処理を毎時する必要はありませんが、 防水効果が落ちてる場合はこの後に「ラノリン処理」を行ってください。
タオルで水気を取り、物干しラックで乾かします。

※ウールに直射日光、熱はお避けください。 乾かす時は室温で乾かしてください。